Note 2


＜注１＞

昭和の時代のパソコンでは、モニタに映し出される画面は、

文字を表示する面………キャラクタ画面（80字×25行）
線や図形を表示する面…グラフィック画面（座標640×480）

などといった二層に分かれて、それを重ね合わせて表示すると
いう仕組みでした。
プログラミングをしていると「文字を○行●桁めに表示して、
それを楕円で囲もう」などと思いつくと、「この文字の左上端
はグラフィック画面だとどの座標の近くになるかな、計算しな
きゃ……」などとやっていました。






＜注２＞

IME＝Input Method Editor.
ＩＭＥとは Windows系の用語で、事実上、日本語入力機能に対
する呼称となっています。
ＩＭＥとは本来、一般的にはキーボードから入力した文字をア
プリケーションソフトに渡す前に、編集する機能を持ったプロ
グラムです。多くの人に必要な、日本語を編集するためのもの
を、厳密には「日本語ＩＭＥ」といいます。

[キーボード]ai───────→ai[アプリケーション]

[キーボード]ai──[ＩＭＥ]─→愛[アプリケーション]
　　　　　　　（ai→あい→愛）

MS-DOS の時代は日本語フロントエンドプロセッサ（FEP）と呼
んでいました。
UNIX系ＯＳでは「かな漢字変換サーバ」と呼びます。



＜注３＞

Microsoft Excel でセルの並べ替えをする時は、標準で「半角
と全角を区別しない」という設定になっています。
そのため、ふつうにセルの並べ替えを行うと下のような結果と
なります。


DEFG　
　　　
ＡＡＡ
ＡＡＡ
　　　
ABC 　
ＢＢＢ
　⇒　
ＢＢＢ
ＦＦ　
　　　
DEFG　
ABC 　
　　　
ＦＦ　


設定を変えて、「区別する」にすると、下段のような結果とな
ります。


DEFG　
　　　
ABC 　
ＡＡＡ
　　　
DEFG　
ＢＢＢ
　⇒　
ＡＡＡ
ＦＦ　
　　　
ＢＢＢ
ABC 　
　　　
ＦＦ